8月8日 1972年の思い出
1972年、高校1年の夏休み、福岡県のある都市のある図書館でその女性と出会った。
そのひとも高校の友達と隣り街から勉強に来ていて、私も地元の高校から友達と来ていた。
きっかけはたまたま前に座ったその女学生に前の衝立の下に空いていた隙間からメモ書きを送ったことに始まる。
今だったら何かとうるさいが、当時はそんなことも出来た時代であった。
メモは何かを質問したものだったと思う。
普通は知らない人からそういうことをされると無視するのが普通だけど、その人は違った。
真面目に回答をしてくるので、私も感激して恋心が芽生えたのである。
その日は対面で話すこともなかったが、高校や電話番号を交換した。
それからたまにひとから電話がかかってきて、とても感激したが、当時は女性との付き合い方も知らなかったので、なかなか発展しなかった。
その人が結婚するまでデートした回数はたった
の2回、駅前の庄野という喫茶店で150円のコーラを飲んだことと、駅前のTIMEという喫茶店で
グレープジュースをのんだ。
その時は彼女の結婚が5月12日に決まっていて、その2ヶ月前の3月6日で、真珠が5個付いたブローチを福岡の百貨店で買って渡した。
あるグループサウンドの曲に真珠の涙と言うフレーズがあってそれに掛けたものだった。
その時はハイライトを吸っていた。
会話の内容で覚えているのは、彼女の同級生が沢田研二主演のドラマに出てる話とか、サイモンとガーファンクルの明日に架ける橋に入っているボクサーが好きとか、あと私は浪人、彼女は短大一年生だったので大学の授業のノートを見せてくれたことだ。
ノートに書いてあったことばで覚えているのは、チロリン村とくるみの木である。
結婚後も一回彼女の旦那さんが社長をしている会社で5年前に会った。
でも、それ以降私も気が小さいので電話も会うこともしていない。
でも死ぬまでには会いたいと思う。(笑)
そんな思い出の8月8日なので有意義に過ごそうと思います。
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