見られそうである。
ピラティスをするために、快速電車で東に向かっている。
今日は朝から三本続けてレッスンを受けるので、かなり鍛えられそうである。
少し暖かいので、たぶんカフェではまだ冷房が効いているだろう。
ただ週間予報では木曜日の最低気温が一桁になっていて、早くも冬の到来を感じさせる。
夏どんなに暑くても、冬は必ずやってくる。
人生も同じだろう。
情熱の季節の後には、冬の季節がやってきて、その後に、また暖かい春が訪れる。
その繰り返しの中で、確実に歳を重ねるのだ。
後戻りは出来ないが、振り返ることは出来る。
先のことはわからないので、不安になるが、希望も持てる。
そして、どちらかというと、不安なことは起こりやすく、希望は叶いにくい。
字の通り、希な望みなのだ。
でも、たまに、不安が現実にならずに、望みが叶うことがある。
賭け事と同じである。
どうせ負けるのにあんなに流行っているのか、そして、人生も同じである。
苦労ばっかり多くて、どうせ死ぬのに、何故毎日頑張って生きているのだろう。
ここに、人間の、哀くも、愛おしい、さがを感じざるを得ないのである。
明日は檜になろう、なろう、と思って、なれない、あすなろの木のように、神様になろう、なろうと思って、死ぬまでなれずに、欲を持ち続ける人間(私)なのである。

