退職後922日目、薄曇りの中、新快速電車で
東に向かっている。
昨夜は夜のルーティンが終わった後、1時間くらい寝るまでの時間があったので、amazonプライムビデオで新しく何かドラマを観ようと思って、私の興味のありそうなドラマで出てくる番組を見ていたのだが、正直不動産やクロサギのように面白そうなものはなかった。
やはり主演の役者に魅力が無ければ、その時点で観る気がしないのである。
ということで、あるムラゴンブロガーさんに教えてもらっていたジョンウイッグを半分だけでも観ようと観始めた。
ところが、最初からグイグイと惹きつけられて、あっという間に観終わってしまっていた。
内容は残酷なのだが、それとは逆に絶対の安心感を持って観ていられるのである。
まあ、正直不動産にしてもクロサギにしても、このジョンウイッグにしても、主役は絶対負けないという安心感があるのである。
ただ、ジョンウイッグの場合には悪役の親玉も死なせないで、続編を作っていくという作戦なんだろう。
マグマ大使とゴアみたいなものである。(古すぎるか(笑))
ということで、続編を見続けることにした。
人生も同じことかもしれない。
絶対の安心感を持って生きることが出来たら、もっと楽しめるのかもしれない。
不安とは、まだ起こっていないことを想像して恐れる気持ちである。
まだ起こっていないことで気持ちが沈むのはとてももったいない。
起こった後に喜んだり悲しんだりすれば十分だろう。
将来のことについては備えるだけにとどめよう。
そういえば、スピリチュアルでは予祝と言って、あらかじめ祝うという、もっと前向きな儀式もあった。
となると、全てを祝うという、単なるおめでたい奴になってしまう。(笑)
そうなると、四季のない南国のような感じになって、それはそれで物足りない気もする。
春の短い期間に桜が咲き、冬に雪が降るように、梅雨に雨が降り続くように、色々な心の移り変わりが、人生を豊かなものにするのかもしれない。
ということで、そろそろ着くので、終わりたい。
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