退職後841日目、朝の気温3度であるが、車のフロントガラスは凍っていた
空中ヨガをするために快速電車で東に向かっている。
ずっと天気が良かったが、明後日くらいから雨マークが頻繁に出てくる。
サラリーマン時代、新潟の同業者の工場見学に行ったことがあったが、冬はずっと曇っていると仰っていたことを思い出す。
そういえば、秋田県の同業者の工場見学にも行ったことがあったが、その時は終わった後に立食パーティーがあって、越乃寒梅とか八海山という、今だったらこの辺のスーパーにも売っているようなお酒だが、当時の私は初めて知る日本酒を振る舞われたこともあった。
寒さに弱い私は寒いところで生活するのは想像もつかないのだが、たまたまなのか、温暖なところに住み続けている。
ただ、岡山に住んでいた時は小さな川の近くだったので、たびたび浸水した。
19歳まで過ごした福岡県の街も最近はよく水害にあっている。
ということで、いつ何が起こるか分からないのであるが、その瞬間までは、平和に時を過ごすだけである。
有事のことを考えて、いちいち心配して生きていたら、そのストレスだけで早死してしまいそうである。
これから先、どんな苦しいことがあろうと、その気分を先取りする必要はない。
その時が来たら、じっくり向き合えばいいだけの話である。
と、用心深い私は、出来るだけ楽天的であろうとする。
そして、楽天的になり過ぎて、後悔して、また引き締めにかかるのである。
その繰り返しから飛び出す時があるとすれば、それが覚醒の時だろう。
でも、もう覚醒とか、悟るとか、そんな領域のことは考えたくない。
人間らしく、という言葉があるように、迷い苦しみながら、それを楽しんで生きたい。
言葉では人生は語り尽くせないが、言葉が人生を切り拓くことはある。
言葉を弄んでいるうちに、人生の光が見えてくることだってないとは言えないだろう。
そんなささやかな希望の中で、今日もブログを書くのである。
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