心の旅路のブログ

スピリチュアルと本と音楽とヨガが好きな65歳男性の日記です。

退職後109日目、凍える寒さ、少し雪もぱらつく、ウォーキングの人も少なく、寒そう。


冬本番である。


冷蔵庫の中でウォーキングしているようなものであるが、フル防備でなんとか耐えている。


昨日から谷崎潤一郎が、息子の嫁と文通をしているのを本にしたものと、オヤジ改造計画という兵庫県出身の女性作家の本を読み出した。


谷崎潤一郎の写真も載っていたが、今まで私のなかにあったイメージと違っていた。


どちらかというと、川端康成とか太宰治とか、繊細なイメージを持っていたが、とても庶民的な小太りのおっさんで、親しみが持てた。


作家の場合、今の時代は、名前を入力して、検索すれば、すぐに顔が見ることが出来るので、本を読む前に顔を見てしまうと、その顔のイメージで先入観が出来てしまい、よくないようだ。


人間関係でも同じかもしれない。


メールや電話だけで話していて、後で会うのと、最初に顔を見て、その後、話したり、メールするのでは、イメージが違ってくる。


今のマスク社会では、顔がわからないので、人間性がクローズアップされて、ある程度の間隔を持った付き合いにおいては、いいのもしれない。


とかなんとか書いているうちに、また小雪が舞ってきた。


そういえば、今読んでいる小池真理子のエッセイの中で、吉永小百合が出ている細雪という、大阪の船場を舞台にした4姉妹の映画をフランス人の男性が見て、日本人の女性を気に入って、日本人の女性を嫁さんにしたという実話が書かれていた。


またamazon primeで観てみようと思うが、エッセイやブログの中で色んな本や映画やCDが紹介されていると、つい読んだり、観たり、聴いたりしたくなる。


今まで知らなかった作品に感動すると、とても出会ってよかったと思うし、教えてくれた本やブログに感謝する。


長く生きていても、まだまだ出会っていない感動はたくさんあるだろう。


数打ちゃ当たるでもないが、出来る限り、動いて、色々な物と接触していこうと思う。


もちろん、私が発するもので、人が何か暖かいものを感じてくれたら、嬉しい。