退職後904日目、真冬の寒さが戻った火曜日、
空中ヨガのジムに行くため、快速電車で東に向かっている。
平日なのでほぼ通勤者であろう。
昨夜から寒さが再来したので、咳をしたり、鼻ずるずるの人もいる。
花粉かもしれない。
私はといえば、今のところは大丈夫である。
昨日は久しぶりに少し考えさせられる出来事があったので、久しぶりに悩むということをしていた。
そういう時に思うことは、私は、なんて打たれ弱いんだろうということだ。
そして、よく今まで無事に生きてこられたなあと思ってしまう。
よく、神様は自分に耐えられることしか与えない、というが、本当にそうなのかもしれない。
小さなことしか悩むことがない時は小さな事で悩み、大きな悩みが起こると、小さな悩みなんて消えてしまう。
悩み自体がとてもいい加減なのだ。
それに対して、肉体の痛みは分かりやすい。
沢田研二の、時の過ぎゆくままにという歌の歌詞に、体の傷なら癒せるけれど、心の傷は癒せないという歌詩があるが、逆も真である。
歳を重ねて色んなところにガタが来ることは、どうしようもないが、心は、気持ちの持ち様で、いつまでも若々しくいられる。
ついつい、体の老化に合わせて、気持ちまで老け込もうとしているだけなのだ。
それに、老け込んだように見せた方が生きやすいことも多々あるだろう。
ということで、歳に関係なく、自分の価値観を持つことが大事だ。
そして、その価値観にさえ拘らない。
体の柔軟性と同様に、心の柔軟性が大事である。
人生はゲームだ。
真剣に楽しもう。
なんて、目的地が近づいてきて、結論を急いでしまった。
答えのない旅はこれからも続く。
答えを求めるから苦しい。
答えを求めて歩くのではなく、ただただ歩いて、そこにある答えを拾っていくことにする。
とんでもない宝物が落ちているかもしれない、なんて(笑)
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