心の旅路のブログ

スピリチュアルと本と音楽とヨガが好きな65歳男性の日記です。

退職後727日、正確には731日目、カメラを空に向けて、雲ひとつないことに気がつく。

ということは、ほとんど空を見ていなかったということである。


考えごとをしていて風景が見えていないのか、前方を見て歩いているので、空が見えていないのか、そんな感じだろう。


日常生活でも同じことが言えるのかもしれない。


自分が想定した状況の様子しか目に入ってないのかもしれない。


とすれば、とてももったいないことである。


気が付かないところで、面白いことが沢山起こっていて、見逃しているのかもしれない。


昨日読み終えた、橘玲さんのじぶん時間を生きるという本にも、未来のために今を生きるのではなく、ただ、今ココを生きて、味わって、その延長で未来が創られていくことを推奨されていて、なるほどと思った。


今を生きるというのはよく聴く言葉だが、未来のために生きるのではなく、という前置きがつくだけで、その意味が大きな広がりを持つのである。


今を生きるのが、未来を生きる手段ではなく、今を生きること自体が目的になる、そんな生き方をすれば、これからがもっと充実するような気がしたのである。


かと言って、そんなに気を張って今に生きる必要もない。


リラックスした時に一番力が出ると言われるように、体と心の柔軟性を保つことは必要だろう。


風のように生きよう。


水のように生きよう。


そして、たまに火のように燃えるのもいいかもしれない。


人間は気持ち次第で、何にでもなれるだろう。


終わらせることと、始めること、気負わずに、やりたいようにやるだけである。


出来ないことに心を痛めることのないように、潔く諦めることも必要だろう。


そんな金曜日の朝、家に帰ったら、ヨガに出かける。