退職後952日目、雨がそぼ降るGW明けの火曜日、
空中ヨガのジムに行くため、快速電車で東に向かっている。
今日の天気予報によると、もうすぐ雨は上がって、晴れてくる予定である。
iPodからは中島みゆきの店の名はライフがかかっている。
そういえば、大阪地方にはライフというドラッグストアがある。
四年間過ごした岡山にはカレーと珈琲をよく飲んで時間を過ごした美香という喫茶店があった。
その店では中島みゆきがよくかかっていたと思う。
あ、店の名はライフ、の話だった。
大学の時は工学部で男ばかりだったので、女子大の運動会に男女数人のグループを作って、運動会の競技に参加したことがあった。
5分くらいの寸劇を運動場を舞台にするのである。
私は台本を考えて、公園で何回か練習して本番に臨んだ。
最後に私が悪者に斬られながら沢田研二のサムライを歌うというものだった。
そして、見事優勝して、ビール1ケースをもらって、公園で打ち上げを行った。
更にお疲れ様の飲み会をやって、その中で気に入った女性を二次会に誘って、その頃あったビートルというロック喫茶に行った。
だが、それ以上は誘わずに別れた。
そして、卒業を控えたある時に、街の中を歩いていると、その女子大の軽音楽部のコンサートをやっている会場に偶然通りかかった。
そこで、前述の女性が中島みゆきの店の名はライフを歌っていた。
私は少しだけ聴いて、さよなら、と心の中でつぶやいて、会場を後にした。
まあ、それだけの話であるが、この曲を聴くと思い出す。
その時々で、色々な選択をしながら、曲がりくねった一つの道を歩いてきた。
ロングアンドワインディングロードである。
オールディーズに、恋の片道切符という楽曲があるが、人生も片道切符。
もう過去に戻ってやり直すことは出来ない。
今までの重い荷物を背負って生き続けるしかない。
そして、Amazonプライム・ビデオでドラマを観るように、結末が用意されているわけでもない。
毎日毎日、自分でシナリオを作ることが出来るのである。
赤ペンで修正する人といなければ、たくさんの判子も必要ない。
自分で自分のシナリオに承認を出すのみである。
と言っても、社会生活を送る上で最低限のことは守らなければならない。
まあ、それが抑制になるし、言い訳にもなる。(笑)
さて、今日は面白いシナリオが書けるかな。(笑)
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