退職後721日目、秋分の日、朝から何をしようかと考えていたが、とりあえず近くのスタバで
朝食とおやつを食べながら、読書することにした。
今朝も明け方によく眠ったので、起きるのが7時過ぎてしまって、朝ご飯抜きで、出て来ている。
まずは桐野夏生さんの路上のXの続きを読んでいる。
親に見放された女子高生が主人公で、物語に入り込めるか、ちょっと不安だったが、とっかかりはとても面白く始まっている。
そういえば昨夜読み終えた瀬尾まいこさんのその扉をたたく音は終盤で涙がポロポロと出てきて、とても感動した。
途中まではそうでもなかったが、終盤で盛り上がった。
ということで、すぐに少し前の作品の本屋大賞をとったバトンのなんとかという本を予約しておいた。
感動する本としない本の差はなんだろう。
作者の表現能力以前に、作者の実体験や、気持ちの持ち方に重なる部分があるかどうかが大きいだろう。
もちろん、取材したり、文献で調べたり、映像で体験したりもあるだろうが、いずれにしても、それが血となり肉とならなければ、人を感動させる文章は書けないだろう。
ブログも同じだろう。
そして、自分の中からアウトプットされる全てにそれは当てはまるのかもしれない。
よくアウトプットのし過ぎで、充電期間が必要とかいうのを聞くが、私の場合はインプットのし過ぎで、お腹いっぱいなので、断食して、一度空っぽになるまで出してしまうことが必要なのかもしれない。
唯一ブログで毎日アウトプットさせていただけるのは本当にありがたい。
この秋のテーマはアウトプットにしよう。
意味を考えずに、自分を出していこう。
考えた途端に出せなくなりそうだからである。
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