退職後559日目、快晴の空の下、快速電車で東へ
向かっている。
今日は中島みゆきさんの元気ですかというCDを iPodで聴いている。
昨日の朝、ウォーキングで聴いていたラジオで中島みゆきのファイトという昔の曲がかかっていて、急に聴きたくなったのである。
当時、中島みゆきの歌をベースにラジオ劇みたいなのをやる番組があって、カセットテープに一話だけ録音したのだが、失恋した女の物語で、その中で、ファイトという曲もかかっていて、印象に残っている。
それから今流れている「時代」という曲も映画の中でかかっていて、そのシーンを思い出す。
原田康子さんの挽歌という小説を映画化したもので、田中健と名前を思い出せないけど、宝塚出身の女優が恋人同士で出演していた。
確か雪が降る喫茶店に田中健がいる場面で流れていたと思う。
また見たいと思ってDVDとか出ていないか探してみたがその時はなかったことを思い出した。
そういえば中島みゆきさんはオールナイトニッポンのDJもやっていらっしゃって、何回か聴いたことを思い出した。
オールナイトニッポンといえば、中学1年か2年の時、バスケットボール部の友達に教えてもらって聴き出した。
その時は、月曜日が糸井吾郎さん、あとは曜日は覚えていないが、あまいくにおさん、かめぶちあきのぶさんとかが夜中の1時から5時までやっていた。
そして、この番組で洋楽を聴き出したのである。
その頃の洋楽のヒット曲と言えば、ジェリーウォーレスの男の世界、シルビーバルタンのあなたのとりこ、CCRの雨を見たかい、エルビスプレスリーのこの胸のときめきを、バーニングラブ、を思い出す。
レコードプレーヤーなるアンプもスピーカーも全部くっ付いた安い装置でシングル盤を再生していた。
そのうちLP盤も欲しくなって、ビートルズのアビーロードを買った。
LP盤を再生しようとすると針飛びするところがあって、もっとちゃんとしたオーディオを持ちたいと思ったものである。
中島みゆきのファイトから糸を手繰り寄せるのうに色々記憶が蘇ってくる。
前世とか来世も、同じように、何かの拍子に出てくるものかもしれない。
それが時間旅行をするということかもしれない。
須磨の海が光っている。
今を生きないともったいないのに、つい時間旅行をしてしまう。
ただ、今を集中して生きるためには、これも必要なことかもしれない。
未来を生きて、過去を生きて、そして今を生きる。
相乗効果で三倍楽しむ、そんなことを思う木曜日の朝だった。
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