退職後549日目、よく晴れた空の下、快速電車で
三ノ宮のジムに空中ヨガのために向かっている。
ゴールデンウィーク中の平日ということで、遊びに行く人達の中にサラリーマンが混じっている感じである。
最近は電車の中のiPodはSIONを聴いている。
今は鏡雨というCDを聴いている。
詩とメロディが心に染みるのである。
聴きたくなる歌はローテーションのように巡っている。
地球が太陽の周りを回っているように、月が地球の周りを回っているように、心も移り変わって、また元に戻ってくる。
そして、また旅立つのだ。
そうして、いつしか、それにも飽きて、軌道を離れていくのだろう。
そして、その軌跡は忘れ去られるのである。
そんな儚い人生だからこそ尊い。
そして、愛おしい。
そんな愛おしい人生の何万分かの一日が今日という日である。
そして、今までの人生の全てが凝縮されている。
そんなエキスのような一日、明日からもどんどんその濃さは増していく。
そして、まだ人生経験の浅い純白な人生に恋をして、濃度を薄めていくのである。
さて、今日という一日は、私の人生にどんな色のページを加えてくれるだろうか。
分からないから面白くて、ドキドキする。
深く考えても、浅く考えても、人生は確実に過ぎていく。
濃度を濃くして充実感に浸るか、濃度を薄くして、人生の爽やかさに身を任せるのか。
人生の楽しみはこれからだ。と思おう。
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