退職後400日目、雨が降っているが、ゴミ捨てのついでに、氏神様に一日のお参りに出掛けて、いつものように甘酒さを振る舞ってもらう。
ということで、今日は神社の詰所前のベンチからである。
雨が降っているので、人も少ない。
昨日は図書館返却の期限が迫った、本多勝一さんの極限の民族という本を読んでいた。
この本は小説ではなくて、ドキュメンタリーだし、字も小さいので、あまり読む気がしなかったが、読み始めると、面白くて、一気に三分の一くらい読み進めた。
この本は、いつも行くお気に入りのカフェで今読んでいる、原田ひ香さんの古本食堂という本の第二章で紹介されていたので知ることができた。
現在における、もっとも原始的な生活をしている民族を三つ選んで紹介しているが、一番初めが、カナダエスキモーだった。
アザラシとか海の獲物を狩りで獲ってきて、それを燃料にしたり、食料にしたりして、生き延びている。
ほとんど料理はせずに、生肉を食べたり、骨を食べたりしているので、主婦の仕事は、衣服をその皮を口で噛んで舐めして作るのが主な仕事らしい。
なめすを変換すると、舐めす、と出てきたので、元々、皮は口の中でなめしていたのかもしれない。
あとは、どの家庭も女性が強くて、男は狩に出て、獲物を捕まえるのが、主な仕事ということである。
食欲が満たされると、次は性欲が出てきて、狩りをした後は、みんなで愛し、愛されるそうである。
もちろん、夫婦はちゃんと存在している。
あと第三章では、橋口譲二さんの十七歳の地図という本が紹介されていた。
この本は図書館にはなかったが、その後で出た、十七歳とか、十七歳の軌跡という本があったので、借りている。
ということで、今9冊の本を図書館で借りている。
なんでも、来る時は一気に押し寄せてくる。
こういう時には、エネルギーが高くなっているので、一気に吸収出来るであろう。
原始時代の生活のように、やる時は一気に頑張って、休む時は休むというような、そんな生活が、定年後はいいかもしれない。
今日もメリハリのある生活を楽しもう。
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