退職後325日目、ようやく空が明るくなってきた木曜日の朝、朝雨が降っていたおかげで、ウォーキング中止、夏の疲れをとって、秋に備える。
とか、モノは考えようである。
規則正しく過ごせばいいというものではない。
体調に合わせて、臨機応変に生活するのがいいだろう。
朝ウォーキングに行かないと2時間くらい余裕が出来るので、昔のCDを取り出してきて、聴くようになった。
今朝はサンタナのキャラバンサライである。
カルロスサンタナがアフロヘアの派手な出立ちから、精神世界に出会って、髪も切って、魂に訴えかけるような人生を選んだころの作品で、ちょうどこの頃、サンタナバンドを福岡の九電記念体育館に観に行った。
一分間の黙想から始まるこのコンサートは、ジャズの要素も盛り込まれていて、ジャズファンも来ていた。
このジャパンツアーの大阪公演が、ロータスの伝説として、3枚組のアルバムとしてリリースされ、最近買ったが、オープニングの始まり方のカッコよさと、終わりの方の激しさは、半世紀前の録音とは思えない素晴らしいものがある。
あ、つい熱く語ってしまったが、どんないい音楽であっても、心に響く時と、全然感じない時がある。
タイミングが合った時に、心から感動が溢れ出す。
人との出会いもそうだろう。
こういう心の状態の時でなければ、この人に会っても何も感じなかっただろうというのはあるだろう。
だから、人と長く付き合うのは難しい。
お互いの状況が変化することで、心の持ちようも変化し、まずは心が離れていく。
ということで、心が離れることを恐れて、深い関係になるのを抑える気持ちが働いてしまう。
ということで友達も少ない。
昔は深夜放送のパーソナリティの人に、友達のように語りかける若者も多かった。
生まれ育った福岡県では、深夜放送はオールナイトニッポンをよく聴いていたが、当時人気のあった文化放送の落合恵子さんの番組を聴きたいと思って、必死になって周波数を合わせていたこともあった。
最近になって、落合恵子さんの本も買って読んだりしたが、若い時に乾いた心に染みていくのと違って、十分潤ってしまった心のには、少し重すぎた。
今の私には、少し乾いていて、爽やかな風のような軽さが心地よいのかもしれない。
ということで、爽やかな風を求めて、今日もジムのヨガに参加する。
やまがたすみこさんの、風に吹かれて行こう、という爽やかな曲があったが、重く湿った心も、爽やかな風に吹かれることで、軽さを思い出すだろう。
幾十にも重なった鎧を脱いで、今日は心の洗濯をしよう。
そして、まだまだイケる感覚を味わってみよう。
風の時代は、風に吹かれて、爽やかに生きよう。
気持ちだけでも(笑)
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。