退職後296日目、雲は多めである、蝉が鳴いて、今日は終業式かなと、思う朝である。
昨日の雨が上がって、蒸し暑くなって、蝉が激しく鳴いている。
殿様ゼミであるが、生まれ育ったところでは、その鳴き声を模倣して、ワシワシと呼んでいた。
あとは油蝉をジイジイとか、小さい蝉はニイニイとか呼んでいた。
ミンミンゼミは平地では見られなくて、貴重な蝉だった。
昔は昆虫採集セットとか売っていて、セミのお腹に注射して、腐らないようにしていた。
今では考えられないことである。
その頃は昆虫採集と植物採集が夏休みの特別課題の二大イベントで、宿題のためにやっていた。
好きでやっていたのはプラモデル作りと、ソフトボールくらいであるが、跡形もない。(笑)
昨日は、ジムに行かない日だったので、お気に入りのカフェに行ってランチして、郵便局で注文していた育毛剤を受け取って、家でAmazon primeの映画を二つ観た。
一つは大学生が制作した、ラジオが好きな大学生の恋愛の話で、もう一つは就職が内定した大学生のコンパから始まって、そこで知り合った男女が仲良くなるのであるが、女性の方が既婚者だったという結末で、男性がその思い出を引きずって、終わるという話である。
男優も女優も知らない人だったが、それが故に、感情移入出来て、重い気分になった。(笑)
お気に入りのカフェで読んでいる、マカンマランの続編も、1日一章づつ読むのにちょうどいい長さで、毎回涙が出てしまう。
さて、今日のジムのリトモスは長期間休まれていたインストラクターがやっと復帰されるみたいで、気合いを入れて迎えることにする。
自分の人生の壁にぶち当たったら、他の人の人生を覗いてみよう。
人間の本質は変わらないことがわかるだろう。
ただ、運が良かったり、悪かったり、微妙な違いが、その後の人生を大きく変えることになる。
と言っても、私は、もう、かなり下流まで来てしまった。
あとは大河を悠々と流れて、海に合流しよう。
もう、どんな激しい嵐がこようと、氾濫することもないだろう。
急流下りもスリルがあって楽しいが、大河をのんびりと進むのも、また、おつなものである。
ゆったり構えて、チャンスが到来すれば、激しく動くのもいいだろう。
色んな感情が混じった先に、優しさは生まれる。
今日は、感情のるつぼから抜け出して、爽やかに生きることにする。
激しい夏の暑さの中の、爽やかな、涼しい風のように。
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