退職後292日目、曇り時々雨の予報であるが、また雨は降っていない、快速で大阪へ向かう
ということで、涼し目である。
新快速は70%くらいの乗客、快速は10%くらいである。
ゆっくり窓側の席で、iPodを聴きながら、行くのが好きである。
今日も抹茶ラテをホームの自動販売機で買って乗り込んだ。
iPodからは小林旭の歌声が聞こえている。
車でも、このCDを聴いていた。
女房きどり、という歌がお気に入りである。
もちろん、大ヒットした、昔の名前で出ています、とか、私の名前が変わりますも、とても好きである。
悲恋を歌った悲しい歌であるが、いくら苦しくても、恋をするという、それだけで幸せである。
そういえば、ある歌の歌詞に、うまくいく恋は恋じゃない、というのがあったけど、言い得て妙、である。
生きるということは大変である。
自分以外はコントロール出来ないし、状況によっては、自分さえも制御出来なくなる。
ということで、色んな方法で、情緒を安定させようとしている。
情緒を安定させるためには、一旦爆発させて、地に足をつけないといけない。
もちろん、他人に迷惑をかけると、そのしわ寄せが、また、自分に返ってきて、更に情緒不安定になる。
自分に見合ったお金をかけて、ガス抜きをすることが必要である。
まあ、わかっていても、これが難しい。
いつも今の状況より少し上を望むからだ。
なかなか少し下を目指そうとは思わない。
まあ、上を目指そうとしているだけ、まだ、余裕があるとも言える。
だが、何歳まで生きるか分からない状況で、今余裕があっても、長生きすれば、どんな状況が待っているか分からない。
だから不安なのである。
だが、こうやって、ずっと生き延びてきた。
神様に、もてあそばれているのだろうか。
もしかしたら、神様と自分の魂がつるんで、自分を鍛えているのかもしれない。
それだったら、受けて立つしかない。
どうせ遊ばれているのなら、遊んでやろう。
そして、遊びが終わった時、愛と青春の旅立ちのラストシーンのように、思い切り、かぶっている帽子を天に投げよう。
帽子こそが、我が命である。
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