心の旅路のブログ

スピリチュアルと本と音楽とヨガが好きな65歳男性の日記です。

退職後245日目、安定の暑さで、半袖Tシャツでも気持ちいい、6月がそこに待っている。

今日は風もなくて暑く感じる。


昨夜は原田知世さんのスナックキズツキを12話まで見終わったので、次に何を見ようかと、探した。


結局、お元気ですか?、という、知らない女性が主役の映画を観た。


自分の運転で、夫と娘を交通事故で無くした女性が、9人の恩人に感謝の電話をし、10人目は、知らない人に電話をしてから、睡眠薬を飲んで、森の中で死のうとする話である。


結局、10人目の知らない人との会話がきっかけで、また生きようと思い直す話である。


死ぬ寸前の人を蘇らせる力は、何も生き生きとしたエネルギー溢れるものではなく、まさに、一般には不幸、不運と呼ばれている人の中にあった、というのが、とても逆説的で、考えさせられた。


単体では不幸と思われることが、何かもう一つ不幸なことと組み合わさった時に、プラスになるのである。


マイナス掛けマイナスはプラス、という感じである。


不幸は、そのまま素直に、受け入れることがいいようである。


ということで、最近、あまり本を読んでなかったが、気がつけば、あるブロガーさんが紹介されていた、もう別れてもいいですか、という小説の期限が3日後に迫っていて、慌てて読み出した。


主人公の50代の女性が、夫と暮らすのに疲れて、夫が早く死んでくれないかなあ、と思うのだが、元気そうなので、離婚した方が早いと思う、という出だしである。


世の中の50代の夫婦の何割がこういう状況なのか考えるが、全然理解出来ない人と、納得する人に別れるだろう。


前述の映画の話ではないが、マイナス掛けマイナスはプラスで、前向きに改善しようと考えるより、今の辛い状況を素直に認める方が、いい方向に行くのかもしれない。


要するに、一般的な幸不幸と、その人にとっての幸不幸は別物で、自分にとって幸せであれば、他人の目は気にしない、という感じである。


小説としては、最後に別れるのか、何かをきっかけに持ち直すのか、楽しみである、が、読み終わらない可能性もある。(笑)


さて、今、自分の今世での物語はどの辺まで進んでいるのだろうか。


あと100ページくらい残っていれば、もうひと山盛り上がれるだろう。


さて、どんな盛り上がりが待っているのか、考えると楽しくなる。


盛り上がらなくても、平和な感じも捨てがたい、美味しいものも登場させたいし、心が和む出会いもしたいし、結構、妄想すれば、色々思いつきそうである。


少しずつ、一行づつ、自分だけの物語を綴っていこう。


未来は自分で作る。


思い通り行かなくても、何かをしようとした、自分が尊いのだ。