退職後222日目、よく晴れたGWも終盤の土曜日、快速で大阪に小旅行、ほうじ茶ラテとiPodと共に
ということで、久しぶりの大阪、5月晴れ、やや涼しめであるが、太陽に照らされると心地よい暖かさである。
快速でゆっくりと、車窓を楽しみながら、ブログを書いている。
大阪に向かう時は、何故か、青江三奈さんを聴いていることが多い。
ご当地ソングが多いせいか、旅に出ている気分になるのである。
まあ、夜の歌が多いので、明るい車窓の風景とは全く異なるが、何故か、アンバランスなところが心地よい。(笑)
伊勢崎町ブルース、夜の池袋、新宿の夜、まさに夜の歌が続く。
電車に乗っている人は、遊び5割、学生2割、仕事3割という感じである。
明石海峡大橋の交通量も多くない。
須磨の海の色はディープブルー、太陽の光りで宝石のように輝いている。
須磨の砂浜には鯉のぼりも泳いでいる。
大阪に行く時は、いつも海側の窓側に座って、明石海峡大橋や須磨海岸を見るのが好きである。
生まれ育った街は筑後川の近くで、どちらかというと、海より川に縁があつた。
夏にある筑後川河川敷の花火大会は、家からも見えたくらいである。
数回、河川敷に見に行ったこたもあったが、川を渡っていくナイヤガラの滝とか、自転車の車輪が回って動く久留米競輪の仕掛け花火は、よく覚えている。
海はといえば、物心ついて最初の海水浴は、志賀島という海水浴場で、夜中に家族で、家を出発したことを思い出す。
ということで、長い間、海は憧れの場所であった。
働き出してからは、海が近い神戸に来たので、すぐに行けるようになった。
今はまた海より川に近いところに住んでいるが、生まれた場所に戻ったようだ。
終の住処という言葉が流行ったが、まさに、そんな予感がする。
が、まだまだ、人生は長いかもしれない。
決めつけるのは面白くない。
まだまだ何が起こるか分からない、と思った方がワクワクする。
今までの積み重ねが重すぎて、もうこれくらいにしておこうか、という気持ちが、昨日はあったが、ブログを書くうちに、元気が出てきた。
少年時代のことを書くと、その頃の若いエネルギーが蘇るようだ。
過去を振り返ることは、後ろ向きと思っていたが、案外、前向きに生きる為に、必要なことかもしれない。
過去から未来への風通しを良くすることが、人生を、活き活きと生きる秘訣かもしれない。
過去の蓋を開けて、未来の蓋も開けて、今と一体化しよう。
きっと、優しい風が、辛かったことや、悲しみを癒してくれるだろう。
それから、ゆっくり歩んで行こう。
まだまだ見えていない風景が、見えだすかもしれない。
そろそろ、馬鹿になって、丁寧に生きてみよう。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。