退職後214日目、今日は大雨の予報だが、なんとかウォーキング終了まではもって欲しい。
と思っているが、雨の音がする。
降り出したのかもしれない。
昨日は初めて乃南アサさんという作家の作品を読み終わった。
凍える牙という直木賞をとった作品らしい。
オオカミ犬と女刑事の心の触れ合いを描いた作品で、何度か涙した。
作家さんの写真が出ていると、どうしても、この人が一生懸命書いているところが頭に浮かんでくるのであるが、感情移入しだすと、作品の中の情景が浮かんでくる。
そうなった時に、涙が出てくるものである。
たぶん書いている人も、その人の人格から抜け出して、大いなる何かが書かせているのだろう。
よくヒーラーの世界で、自動書記と言って、降りてくる言葉を書くことがあるが、それに似ているのかもしれない。
人間の頭で書くよりも、もっと人間の魂に訴えるものが書けるのかもしれない。
まあ、小説に限らず、音楽でもそうだろう。
有名なアーティストには、神がかり的な作品があるものだが、たぶんそういう中で生まれてきていると思う。
そういうものと出会うと、やっぱり神様はいたんだと思う。
オートマチックの自動車が、速度に合わせて、自然に切り替わっていくように、人間の頭モードから神様モードに切り替わる感じである。
神様モードになれば、とても生きるのが楽になりそうである。
苦しい時には、自動的に切り替わっているのかもしれない。
ということで、今日はいざとなれば、神様モードに切り替わるがことを信じて、安心して、人間モードを楽しんでみようと思う。
信じるものは救われるだろう。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。