退職後212日目、ウォーキングにスマホを忘れたので、家に帰って書いている。
気がついて、取りに帰ろうかとも思ったが、取りに帰るな、と魂の声がしたので(笑)、今日は折り返し地点の屋根のあるベンチで、脚のマッサージだけして、折り返した。
そのベンチにいる時だけ、ちょうど雨が降ってきたので、ラッキーだった。
もしスマホを取りに帰っていたら、雨に降られたようだ。(笑)
ということで、一見悪いと思えることでも、結果的に良かったということが、たまにあるから、人生は面白い。
古い話になるが、47年前、予備校の帰りに私鉄の駅で片想いの女性に、たまたま会って、お茶に誘ったことがあった。
その日は梅雨の真っ只中で、一日中雨が降っていて、しかも、私は予備校で傘を盗まれていたので、傘を持ってなかった。
そこまでだと、不運なのであるが、彼女と駅で出会って、喫茶店まで歩く時に、彼女が傘を私にさしかけてくれたのである。
ということで、私はその傘を持ってあげて、喫茶店まで相合い傘で行くことが出来た。
その時の持ち合わせは500円札一枚、お互い150円のコーラを頼んで、なんとか、お釣りが200円きて、ホッとしたことを思い出す。
その頃は消費税もない時代だった。
10代最後の甘酸っぱい思い出である。
その時と今の、私の違いは何であろうか。
よくタイムスリップ物のドラマで、年取った人が、その精神のままで、若返るという設定があるが、根本にあるものは何も変わっていないような気がする。
ただ、周りに沢山の経験という色んなものがくっついて、何が根本にあったのか、分からなくなっているのかもしれない。
確かに現代社会を生き抜くためには必要なものだったかもしれないが、もう必要なくなったものもあると思うので、少しずつ、脱ぎ捨てていきたい。
要らないものを捨てるのが難しいように、形のない経験に基づく思いを捨てるのは、もっと難しいだろう。
ただ、物と違って、思いは、捨てなくても、自分が新しいところに行くだけでもいいかもしれない。
瞑想とか、ヨガは、その一つの手法かもしれない。
それから、ブログもそうかもしれない。
ブログを書いているうちに、私の魂が色んなところに移動して、その情報を言葉に翻訳して、教えてくれているように思う。
ムラゴンブログには、私の魂の奥底に繋がる、不思議な力があるようだ。
ということで、ムラゴンブログの不思議な力に感謝して、今日のブログを終わることにしたい。
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