退職後200日目、早朝に雨が降っていて、ウォーキング出来ないかと思ったが、ほぼ止んだので、出てきたが、寒い。
風が冷たい金曜日の朝である。
カラスがやけにはしゃいで、飛び回っている。
風に乗って羽根を広げたまま飛んだり、風に逆らって羽根をばたつかせて飛んだり、子供がはしゃぐように、元気がいい。
困難があっても、それをプラスに考えて、楽しむ姿勢は見習うものがある。
昨夜はハードボイルド小説に疲れて、何か気楽に観れる番組はないかと、プライムビデオを探っていたが、どなたかのブログで紹介されていた、阿部寛さんの結婚できない男、というのがプライム会員特典で見ることが出来るので、第一話を観てみた。
2006年の作品で夜10時からの放送だったらしいが、その時は見ていなかった。
結論から言うと、単純に面白くて、時々声を出して笑った。
共演の夏川結衣さんが昔好きだった女性に少し似ていて、それも、気に入った理由の一つである。(笑)
ということで、今日から、また夜の寛ぎタイムの楽しみが増えた。
そういえば、昔、トレンディドラマとか言ってやっていた頃、夜によくテレビドラマを観ていた。
今はプライムビデオで見たり、DVDで見る以外は、テレビを見なくなったが、そういえば、子供の頃は、テレビはお茶の間の中心にあった。
テレビのヒーローが、子供たちのヒーローで、何とかごっことかして、遊んでいたことを思い出す。
今では、もうそんな文化は残っていないだろう。
時代は変化している。
昭和の時代は長かったが、今からは細切れの時代が続くのだろうか。
年号と同じで、世の中は大きく変わるかもしれないが、人間の本質は同じであろう。
嬉しかったり、悲しかったりすると、涙を流す。
涙には浄化作用があると聴いたことがあるが、いいことも、悪いことも、洗い流して、今日を生きることが大事なのだろう。
忘れることは、そういう意味で、人間にとって必要な機能であるが、大切な思い出は、体の色々なところに潜んでいて、時々顔を出す。
忘れられない思い出とは、死ぬまで、一緒に歩くことになる。
この重さが、人生の積み重ねでもある。
もう、その重さから解放されるのは諦めて、その重さに耐え得る人間力をつけることにしよう。
諦めさえすれば、人間を生んだ地球と宇宙が、無限の力を与えてくれるだろう。
今日は自分の力で、もがくことを諦めて、大いなるものに全てを委ねてみよう。
気持ちが楽になって、飛べるかもしれない。
飛んでみると、また見える風景も変わって、新しい人生が始まるかもしれない。
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