退職後137日目、ようやく日差しが出てきた建国記念日の金曜日、世の中は三連休、もう関係ないが、世の中に合わせて更に寛ごう
太陽の光が暖かい。
だんだんと、冬も遠慮がちになっている。
サラリーマン時代は早く暖かくならないかと、暖かくなるのが待ち遠しかったが、今は少しずつ、冬が行き過ぎるのを、楽しんでいる感じである。
一年の半分は寒いので、その時期がつまらないのだったら、もったいない。
寒さも楽しみ、暑さも楽しみ、そしてちょうどいい季節も楽しむ。
一日、一日を楽しまないと、せっかく何とか、今まで生き伸びてきた甲斐がない。
かといって、焦って、何もかも、短期間で楽しもうと欲張っても、ただやったという事実が残るだけで、それほどには喜びを感じないだろう。
全ての感動には、間も必要である。
この間に耐えられるかどうかが、より大きな喜びを手に入れられるかの、分かれ目になる。
この間は、時間であったり、空間であったりする。
例えば、いくら美味しいものがあっても、お腹に空間がなければ、食べても美味しくない。
お腹をすかすための時間やお腹の「間」が必要になる。
部屋でも一畳半あれば眠れるので十分というが、やはりある程度の空間があった方が安らぐことが出来る。
退職して4ヶ月半、41年半働いて、たぶん、今の私は、間を作っているのだろう。
何かしなければ、何かしなければと、焦る気持ちもあったが、そう考えると、不思議なことに落ち着いてくる。
間を作るためには、たまには、要らなくなったものを処分することも必要かもしれない。
物理的にはそうであるが、精神的には、自分の枠を広げることで、いくらでも収容能力を増やせるかもしれない。
自分を大きくすることで、自分の中に間をたくさん作って、人生を楽しむことにする。
何事も、思いから始まる。
今日も心に空間を作って、漂よいながら、遊んでみようと思う。
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