退職後136日目、曇り空で少し雨もぱらつく木曜日、退職しても木曜日は木曜日の気分になる。
昨日溜まったダイレクトメールを整理してたら、今の携帯料金がプランを変えるだけで990円お得になるというお知らせのハガキが混じっていた。
しかも、契約内容が良くなっている。
まあ、何かデメリットもあるかもしれないと思って、明日15時から来店予約をしておいた。
携帯料金も競争が激しいので、乗り換えを防ぐために色々考えているのだろう。
でも料金に無頓着な人は高いままで、やり過ごして、高い料金を払い続けるのだろう。
世の中の料金のシステムは全てバランスで成り立っている。
値段だけの価値が無いものは淘汰され、価値のあるものは、それなりに価格を上げても需要がある。
ところが、価値のあるものでも、お金を払う必要のないものも、たくさんあることも事実である。
ただ、お金がある時は、そういう面倒くさいことをせずに、安易にお金を使って、必要な物を手に入れてしまう。
まあ、死ぬ時には、お金は持って行けないので、死ぬ時に合わせて、ある程度は使ってしまいたいのも、一つの理由だと思う。
退職して、年金生活になると、お金を使わずに、幸せを手に入れる方法を考えてしまっていた。
でも時々、それは逆だと思うようになった。
お金を使わずに、幸せを手に入れるのでなく、幸せを手に入れるために、お金を使わない、という考え方もあるようだ。
まあ、それが真実で有れば、一石二鳥であるが、たぶん、そうは問屋がおろさないだろう。
まあ、あまり考え過ぎるのは良くないので、これくらいで、復路に出発しようと思う。
暇だと色々考えるが、もう考え尽くしてしまうと、納得して、行動することができる。
そういえば、昔のベストセラーに、井上富雄さんという日本IBMの役員が書いた、ライフワークの見つけ方という本があって、当時好きだった福岡銀行の人に勧められて何度も読んだが、当時のIBMの社員の机上には、THINKと書いたプレートが置いてあったそうだ。
まずは考えてから行動する、という行動指針だったそうだ。
一方、足立幸子さんという書いた、あるがままに生きる、という本では、直感のままに行動した方がいい、と書いてある。
みんな自分にあった行動指針を打ち立てて、それを信じて、本にして、たぶん自らもそれを信じて、行動している。
なるほど、本にしてしまうと、真実っぽく見えるのかもしれない。(笑)
私の行動指針も本にしてみよう。
これが今日の結論である。
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