退職後98日目、正月三が日も終わり、今日から世の中も動き出す、そんな寒い朝にベンチでくつろげる幸せ。
今日も冷たい朝、いつものようによく晴れて、寒いことをのぞけば、気持ちがいい。(笑)
今日も4時頃一旦起きて、ブログを少し覗いて、それからまた寝たら7時を過ぎていた。
今日は新年初めてのゴミ収集の日なので、ごはんを食べて、朝のルーティンをした後、ゴミ捨てついでにウォーキングに出た。
いつも聴いているラジオ関西の番組では、始まりに関する曲の特集をしていた。
洋楽の最後の曲で、シカゴというバンドのビギニングスという曲がかかった。
シカゴは、私が生まれて初めて、外国のミュージシャンのライブに行ったバンドである。
高校2年の時なので、1973年くらいに、今はもう無い、福岡の九電記念体育館というところで
開演された。
チケットはRKB毎日放送というところに友達数人と、徹夜で並んで、買った。
並んでいる時に、放送局の中が見えるので、見ていたら、若いお兄さんがスニーカーを履いて仕事をしていて、とてもカッコいいなあと思ったことを覚えている。
今考えると、外国のミュージシャンを観たのは高校2年の時に、その後、今も現役のサンタナとスリードックナイトという3人ボーカルのバンドを観た3回が最高で、あとは20代の時に岡山でエリッククラプトンを観たくらいである。
働き出してからは、日本のロックバンド専門で、ARBとか、the modsとか、SIONとかをよく観に行った。
ロックのライブはとにかく爆音なので、みんな耳は大丈夫だろうかと心配する。
特に親が小さな子供連れで来ているのを見ると、子供の耳は大丈夫だろうかと思ってしまう。
そんな昔のことを思い返した朝であった。
古い音楽と共によみがえる記憶、たくさんの記憶をよみがえらせて、今の人生に彩りを加えよう。
薄っぺらな今日一日も、今まで生きてきた分厚い経験の、一番先っぽに咲いた花と思えば、とても愛おしくなる。
サボテンの花のように、険しい人生の果てに、小さな花が突然咲くこともあるだろう。
愛という肥料があれば、その花は、なお美しくなる。
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