心の旅路のブログ

スピリチュアルと本と音楽とヨガが好きな65歳男性の日記です。

退職後85日目、今日は冬至、やっと明日から陽が長くなると思うと、嬉しくなる。でも、冬は今から、と思うと気合いが入る。締めたり、緩めたり、人生は続く。

ウォーキングに出かける時、前の家の奥さんのお出掛けと重なって、おはようございます、と挨拶を交わし合った。

そのあと、私が毛糸の帽子や手袋をして寒そうにしているのを見て、寒いですね、と声をかけてくれた。


こういう時にとっさに返す言葉を思いつかず、ただ笑って返すことが多い。


そして、この笑いがどう受け取られているのか、少し心配になる。(笑)


まあ、笑っておけば無言よりは好感を持っていることを表わせるかな、と思って、反射的に笑ってしまうのである。


こういう些細なことでも、誰かに関心を持たれていると認識すると、気持ちが暖かくなる。


相手も同じであれば、なお嬉しい。


ということで、朝からちょっとだけいいことがあったので、今日はいい日に認定しよう。(笑)


伊集院静のエッセイに、毎日いい日に丸、悪い日にバツをつけるとすれば、ほとんど丸の日はない、というくだりがあったが、昔、ある女性に、生きていていいことがあるか、と聞かれたことがあった。


私はそのエッセイのくだりを引用して、ほとんどいいことはないが、ほんのたまにいいこともあって、そのために生きている、と言った。


そして、その女性に出会えた今日はその一日だと付け加えた。


青春の一コマである。


あと何回、生きていていいことがあるだろうか(笑)


考えるだけで、気持ちが暖かくなる。