退職後147日目、ウォーキング中のラジオ番組で、吉幾三の酒よ、が流れてきた、久しぶりに若かった頃を思い出す
会社の帰りに飲みに連れて行ってくれてた上司が二人いた。
一人はカウンターに8人、ボックス席が二つくらいの小さなスナックで、たまに飲みに連れて行ってくれた。
いつもカラオケを歌うのであるが、吉幾三の酒よ、をよく歌われていた。
常連だからか、毎回支払わずに、月に一回2万円くらい渡していたように思う。
なんかカッコよくて、そういう行きつけのお店を持ちたいなぁと、その時は思っていた。
一年くらい通ってボトルも数回おろしたことがあったのは、それから10年くらい経ってからのことだが、三ノ宮にあるグッドマンというjazz barだった。
金曜日の夜によくライブをやっていて、関西を中心に活動するプロのミュージシャンの演奏をバーボンやカクテルを飲みながら楽しんでいた。
いつもカウンターで一人で、静かにのんでいたのであるが、手伝っていたアルバイトの女性から話しかけられて、すごく嬉しかったことを覚えている。
22年前にこの田舎町に引っ越してからは、一度も行ってないが、あの時のマスターはまだやっていらっしゃるだろうか。
今は自分の部屋でジャズを聴きながら、水割りを飲んで、好きな小説を読むという、生活であるが、それだからこそ、お店で聴く心地よい音楽や、美味しい珈琲やお酒に出会えた時の喜びをたまには味わってみたくなる。
もちろん、いい人に出会うことが最高の喜びであることは、言うまでもない。
ただ難易度は最大である。(笑)
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。