退職後102日目、6時台後半から薄ら明るくなる、まだまだ冬は続く。
今朝は4時頃に目が覚めて、いつものルーティンの後、快速で大阪に向かっている。
iPodでアグネスチャンの5枚組のアルバムの3枚目を聞いている。
昨夜、作詞家の松本隆の50年の軌跡を書いた本を読み終わって、その中にアグネスチャンに書いた、ポケットいっぱいの秘密と、思い出の散歩道という詩のことが載っていたからだ。
松本隆さんは、はっぴいえんどという日本語で歌うロックバンドのドラマーだったが、歌謡曲の作詞家に転向して、1970年代の歌謡曲全盛期のヒット曲の多くを作詞した人である。
私は高校生の時アグネスチャンのファンだったし、吉田拓郎も聴いていたので、名前は知っていた。
一番驚いたのは松田聖子のほとんどのアルバムの曲を作詞していたことである。
あとは、矢沢永吉とか太田裕美とかあのねのねとか中山美穂とか薬師丸ひろ子とか、とにかく幅が広くてびっくりする。
最初はロックの人だから、歌謡曲の商業主義には抵抗があったみたいだが、筒美京平と組んで考えが変わっていったようである。
出会いは、人の考えさえも変えてしまうものなのか。
それとも、その人が変わるべき時に、必然的に、そのために必要な人を呼ぶのだろうか。
たぶん後者であろう。
出会うべき時に人は出会い、別れるべき時に人は別れる。
流れには従うしかない。
さて、今日はどんな波が来るだろうか。
うまく波に乗りたいものである。
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