退職後54日目、昨夜はあまり眠れなかったようだが、調子は悪くない。陸上競技場には多くの若者が集まってきている。
昨日三ノ宮に行った時、最近また行きだした元町にある木馬というjazz喫茶に入った。
ベジタブルカレーとオレンジシフォンケーキとホットコーヒーを注文した。
そこには男の隠れ家とかのオシャレな雑誌があったので、読んでいたが、その中に週間文春が一冊だけ混ざっていたので、何気なく読んでいた。
そしたら、なんと私の今座っているjazz喫茶の席に初老の男性が座っている写真に出くわした。
びっくりして最初から読んでみると、松本隆というミュージシャンから歌謡曲の作詞家に転向して大成功した人だった。
なんと今は神戸に移住してきて、私が今いるお店によく来られているそうである。
松本隆さんを私が知ったのは、高校時代好きだったアグネスチャンの曲の作詞でよく名前を見かけたからで、その後は吉田拓郎の歌の作詞でもよくみかけた。
早速ググってみると、日本の作詞家で売上No3ということだった。
松田聖子の曲をたくさん書いていたので、それで数を稼いだのだろうと思う。
ということで、その店に通っているといつか松本隆さんに出会えるかもしれない。
どんな有名だった人でも歳をとると、喫茶店に行ったり、Netflixを見たりして(文春に書いてあった)、普通に庶民的生活をしている。
松本隆さんは72才と書いてあったので、私より7歳上である。
そう、私もあと5年で70歳代に突入である。
毎日の積み重ねが70歳の私を作ると思えば、本当にやりたいことをやらなければ、その時に本当の自分には出会えないと思った。
自分以外の自分になる必要はない。
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