退職後749日目、今日もよく晴れている、快速で東に向かっている
今日も空中ヨガである。
昨日は空中ヨガの前に時間があったので、普通のヨガもした。
そのスタジオの代表の先生で、空気感がとても癒される。
ということで、帰り間際に、◯◯先生のヨガは精神的にとてもいいというようなことを言ったら、先生も同じだと返された。
気は循環していて、私から出る気も先生を癒しているそうである。
そういう言葉をかけても、普通はありがとうございます、で終わるところであるが、思わぬ返事にとても嬉しかった。
出したものが循環していると思えば、悪いものを人に押し付けるわけにはいかなくなる。
ちょっとした会話で救われることもあるし、傷つくこともある。
人間はなんと繊細な生き物なんだろう。
歳をとって限界が見えたとしても、固まった思考や体を一度緩めて、わざと油断してみると、思わずいいものが入ってくるかもしれない。
もちろん、悪いものが入ってくる可能性はあるが、その辺は自分に賭けるしかないだろう。
昨日ヨガの先生がおっしゃっていたが、無理に体を動かそうとすると、体を守るため、体を硬直させるものが出てくるそうである。
ということで、無理をしていても、あまり自分を守ろうとしないことが、限界突破の秘訣かもしれない。
馬鹿になれ、とよく言うが、馬鹿になると自分を守ろうという意識が無くなるから、現状突破の可能性も大きくなるのだろう。
馬鹿になるのは比較的得意なので、これは使えるかもしれない。
が、こんな風に、馬鹿になった後のご褒美に目が向いているようでは、ご利益も半減するだろう。
思い詰めると生きることは果てしなく難しく思えるが、考えなければ、日は川の流れのように淡々と過ぎていく。
ひょっとすると、人生は面白いのかもしれない。
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