退職後529日目、空中ヨガをするために快速で三ノ宮へ向かう。
ということで、電車の中である。
マスクをを外した人が一割程度いるかいないかで、ほとんどの人はマスクを着用している。
ずっと隠す生活が続いたので、出すのは勇気がいるのだろう。
ということで、些細なことで何かを隠しているとしても、だんだんと出す機会を逸して、出しにくくなってくる。
そういうものが溜まってくると、記憶容量ギリギリまで埋まったパソコンのように動きが遅くなる。
ということで、出せるものは早いうちに出してしまった方がいい。
入れるのを少なく、出すのを多くしていくと、そのうち、だんだんと軽くなっていくだろう。
まあ、お金だけは、この方程式に合っている。
今の収入は年金だけだが、出す方はとてもその範囲には収まらず、蓄えが減り続けている。
物はどうだろうか。
買うのは、食品と消耗品がほとんどで、服とか靴とか最低限しか買っていない。
よく言われるのは、言葉はいくら出しても減らないということである。
ただベラベラ喋る男のイメージは良くない。
男は黙って〇〇ビールとか、寡黙な方が渋いとか思ってしまう。
そういえば、昨夜に久しぶりに高倉健のベスト盤のCDを聴いた。
有名なのは網走番外地とか唐獅子牡丹とか、任侠ものである。
まあ映画がシリーズものでヒットすると、その役柄がその人のイメージとなって定着する。
一般人でもそうだろう。
職業とか、年収とか、外観とか、中身以外でその人をイメージづけてしまう。
まあ、それを利用して、いいことに利用したり、悪用したり、色々活用は出来る。
ということで、嘘と真実の混在した中で、アップアップして生きている。
それもいいだろう。
力を抜くと、ちゃんとその中で浮き上がるようになっているのである。
今日の結論は、力を抜けば、嘘と真実の混じり合った現実でも、浮き上がれるということだ。
今日も力を抜いて、自分を出していこうと思う。
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