退職後784日目、オレンジ色の太陽が昇っている中、快速電車で東へ
向かっている。
一週間ぶりの空中ヨガである。
今朝は5度まで冷え込む予報だったので初マフラーで、厚めのセーターも着込んでいる。
最後の砦のダウンのコートはまだである。
ウールの帽子も一応持ってきたが、風も強くないし、今のところかぶっていない。
まあ昼間になると17度くらいに上がるそうなので、暑く感じるだろう。
そういえば、昨夜のくつろぎタイムに、秋元康さんの最後の場所を読んでいたが、またしても涙が湧き出てしまった。
前回読んだ象の背中の二番煎じかと思ったが、状況設定がまた違っていて、深いところから涙が出てくるのである。
またしても秋元康にやられたという感じである。
どんな実体験をしたらこんな小説が書けるのだろうかと思ったりして、小説には引き込まれる一方で、そんな客観的なことを考えたりしている。
たぶん人間の頭の中は宇宙のように広大なのだろう。
広大なのに少ししか使っていないのはもったいない気がするが、そこが人間の奥ゆかしいところだろう。
奥ゆかしいのもいいが、使えるものは使ってから死にたいと、欲深い私は思うのである。
答えの見えない人生はまだまだ続く。
一歩一歩歩くのみである。
日はまた昇る。
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