退職後899日目、朝一番で車屋さんに行って、
助手席のサンバイザーの留め具が欠け落ちていたので、新品と交換し、近くのカフェでたまごサンドとコーヒーを飲みながら、図書館で借りた本を読んでいた。
今日はジムでヨガに参加する予定で、それまでの時間をカフェで過ごしている。
今読んでいる本は、定年後の過ごし方のことを書いた本と、定年後に四国遍路をされている方がその様子を書いた本である。
まず、定年後の色々な生活様式を見ることによって、自分の今の生き方でもいいんだという自信が生まれる。
その上で、今より少しでも良くなるためにはどうしたらいいかということを落ち着いて考えることが出来る。
成功例だけを書いた本であれば、当然劣等感が出てきて、今の自分の状況に焦りを感じるであろうが、この作者自体、世間的に言う華々しい定年後でもないので、そこが落ち着くのである。
とはいえ、この著者も一応本を何冊か出しているくらいだから、それなりの結果は残されているのである。
まあ、適度な刺激は大事である。
こうやって、歳を重ねて、ある時命尽きると思えば、それはそれで幸せだろう。
世間で不幸な死に方と思われている場合でも、それは外野の余計なお世話で、案外本人にとっては幸せな人生だったのかもしれない。
まあ、早い話、自分がそうありたいだけなのだが。
それは長い人生で一回だけのことで、その後は、後悔も、喜ぶことさえ出来ないのである。
そんな一瞬のことをずっーと考えるのはやめにしよう。
では、生きるために何かを考えているかというと、考えなくても、考えても時間は過ぎていく。
ある時、時間が経っていることに気づくより、ずっと時間を意識して、充実させたいと、ケチな考えを持っている。
ということで、いっぱい考えたので、次は行動する番だろう。
行動する時にこそ、生きている喜びを感じられる、そんな気がする木曜日の昼過ぎである。
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