退職後868日、和食のお店でランチの後、ミスドで
エンジェルクリームと珈琲を飲みながら、あるブロガーさんが紹介されていた、ほかならぬ人へという直木賞の小説を読んでいる。
勧められていただけあって、とてもいい小説で、とても共感出来、飽きることなく読み進めることが出来る。
このところ、途中で断念するものが多かったが、久しぶりのヒットである。
色んな出来事に振り回されることがないから、小説で色んな出来事を体験することが心地よく思える。
とはいえ、色んなことが起こっていた時も、小説を読むことによって、これよりはまだマシとか思って、救われることもあった。
気持ち次第である。
いい気持ちになるためには欲があっては駄目だろう。
欲以上のことがないと満足しないからである。
欲がないと冷静な判断が出来て、今の自分にとって最良の判断が出来る。
私はとても欲張りなので、欲を無くすためには、ある程度どん底に落ちて、希望を失うことが必要である。
希望のない世界では、少しの光も、とても温かく、喜びに溢れている。
世の中は、表面上は不公平のようでも、もしかしたら、深いところでは違うのかもしれない。
もう少し生きてみたら、もっと深い何かがわかるかもしれない。
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