退職後848日目、今日も空中ヨガをするために快速電車で
東に向かっている。
少し眼精疲労がひどくなってきたので、電車に乗って30分くらいはブログを書くのをやめておいた。
ちょうど明石海峡大橋が見えたところでシャッターを押して、ブログを書き出した。
須磨の海岸には、天使の梯子や、神戸空港に降りようとしている飛行機とか、撮りたくなる被写体も現れてくる。
新長田駅には鉄人28号の大きなモニュメントも見える。
41年間通勤で通過したお馴染みの路線である。
そういえば、通勤中に、稀に退職した人に出会うことがあったが、退職後に逆の立場になることは、幸いにも(笑)、今のところは一度もない。
在職中は、通勤から解放される日のことなんか想像も出来なかったが、2年4ヶ月くらい、退職して経ってしまった。
今のところ、もう2年4ヶ月というより、まだ2年4ヶ月という感じである。
退職してもうずいぶん経った気がしていた。
だから、少し得した気にもなる。
ただ、時間は逆行はしない。
前にしか進まないので、確実に年齢は増え続ける。
それに、まだまだ、何かに縛られている感じが少なからずするのが、窮屈である。
いつも自分を守っている感じがする。
守るものがあるということはある意味いいことであるが、重たくもある。
例えば、たくさんの荷物を担いで旅に出たとすれば、行った先々では快適に過ごせるが、道中では苦労するようなものである。
だから、旅に出ずに、同じ場所に留まることになる。
人生はよく出来ているものである。
一瞬、一瞬で、意識しなくとも、全身で計算機を回して、答えを出して、行き先を決めている。
ということで、疲れたら、自分に委ねて、自分の出す答えに乗っかって行くのもいいだろう。
むしろ、そっちの方がいい答えが出ているのかもしれない。
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