心の旅路のブログ

スピリチュアルと本と音楽とヨガが好きな65歳男性の日記です。

退職後439日目、町内会の年末一斉清掃の後、新快速で大阪に向かっている、曇っているがそんなに寒くない。

ということで、電車の中からである。

流石に日曜日のこの時間、よく混んでいる。


行くところがあることは幸せなことだ。


そういう意味では私も幸せなのかもしれない。


今日はiPodでムード歌謡を流している。


家ではずっとクラシックの、主にモーツァルトを聴いていた。


スピリチュアルのセッションで、私が最終的にどうなりたいのかを聞かれた時に、パステルカラーの世界で、虹とか、お花が周りにあって、クラシックのバイオリンが軽やかに流れていると言ったのだ。


それで、その状況になるための一歩として何かしようということで、一番簡単に出来るクラシックを聴くと言ったのである。


かなり昔にモーツァルトが流行った時があって、モーツァルトのCDをたくさん買っていた。


それからサラリーマン時代によく東京に出張していた時、秋葉原のレコード屋さんで、諏訪内晶子さんのCDにポスターがついていることがあって、ジャケ買いしたことがあった。


あとは吉田恭子さんというバイオリニストもジャケ買いした。


そんなこんなで、ほんのたまにしか聴かないが、クラシックのCDもそれなりにはあるのである。


でも電車の中では、しっとりと歌謡曲が心に沁みるのである。


歌謡曲黄金時代に幼少期を過ごしたからであろうか、体に染みついているようだ。


そう言えば、中島らものエッセイも飽きてきたので、最近は都築響一さんの独居老人という本を何回目かの再読をしている。


この本を読むと、分かる分かる、と頷く部分が多くあって、幸せを感じるのである。


幸せは気持ちの持ち様だということがよく分かる。


この本に出てくる人は、自分の生き方をこよなく愛して、継続している人が多い。


でも、そんな中で、ちょっとした欲を持った人もいて、それがまた人間らしくていいのである。


現状に満足出来ることは素晴らしいが、少しだけ上を望むこともまた、別の味わいがある。


心に温かいものが湧いてくるような本は貴重である。


そして、心が温かくなる様な人を持つことはそれ以上に素晴らしいが、難易度も向上する。


こちらも変わるし、相手も変わるから、二人にとっていい時期がどれだけ続くか、それが問題である。


本みたいに間を開けて定期的に読む、ということが、人の場合は難しい。


色々な友達を確保しておいて、必要に応じて付き合う、そんな感じになるが、そんなにはうまくいかないだろう。


ということで、本とか音楽は好き勝手にこちかの思い通りに付き合ってくれるので感謝しなければならない。


そして、人の出会いについては最高の敬意を払って感謝しよう。


そして、愛があれば最高の喜びである。たぶん。