ということで、10時から16時までのぶっつけ6時間連続の講義である。

資格を取ったからといって何も活用はしないが、まあ、いつか役に立つこともあるかもしれない。

というのは言い訳で、単に何かしているという実感が欲しいだけなのかもしれない。

人生とは詰まるところ、そういうものだろう。

生まれていて良かったとか、生きているとは素晴らしいとか、そんな実感を少しでも味あうために生きているようなものである。

たとえ一瞬でもそんなひとときがあったら、その思い出だけで人生を生きていけるかもしれない。

そういえば、昔場末の映画館で観た、その後の仁義なき戦いという映画の中で、原田美枝子が、根津甚八に、思い出ば作って、というシーンが忘れられなくて、数年前にDVDを購入した。

もう44年も前の映画である。

誰かの思い出を作れる存在もいいものである。

ということで、もうすぐ始まるのでこの辺で終わる。

誰かの思い出で残れたら幸せである。

そんな人生も悪くない。