退職後1098日目、退職後ちょうど3年が過ぎ去った。
前にも書いたような気がするが、まだ3年なのか、儲かったという感じである。
仕事している時は、土日とか、盆正月、ゴールデンウィークの休みを楽しみに生きてきたので、一年でも、楽しい時間は三分の一くらいだった。
退職後はまるまる自分の時間に使えるので、一日一日がとても充実している。
楽しい時間はあっという間に過ぎるというが、そうでもないところが、退職後のいいところである。
たぶん、楽しいのと、充実しているのとの違いだろう。
とはいえ、歳というものは増えることはあっても減らないので、確実に歳を重ねている。
この前68歳になったと思ったら、もう1ヶ月が経とうとしている。
ジムに行くと、私より年上が多いので安心するが、街の中に出ると若い人が多いので、年寄りを自覚する。
要するに相対的に喜んだり悲しんだりである。
人と比べるなとは、言い尽くされた言葉であるが、自分の若い時とも比べてはいけない。
今を見つめるしかないのだ。
今を充実させたら、未来が明るくなるかといえば、そうでもない。
未来をよくするために今を生きているわけではないからである。
ただ、歳を重ねると、未来がどんどん限定されてくるので、だんだんと考えやすくなるのも事実である。
例えば、あと20年生きると考えると、比較的考えやすい。
まあ、そのうち前半10年をと、より具体的に考えるとすると、もっと考えやすくなる。
そうやっと、どんどん短くしていくと、一年になり、半年になり、1ヶ月になる。
そして、明日という一日になるのである。
とりあえず、明日一日楽しく過ごすことを考えることにする。
長く生きたとしても、人生は、一日一日の積み重ねでしかない。

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