退職後760日目、よく晴れた土曜日の朝、新快速で東に
向かっている。
朝早いので新快速に乗り換えたが、団体客が乗っているみたいで、かろうじて座れたが、すぐに満員になった。
隣の女性は日本経済新聞にオレンジのマーカーで所々に線を引っ張っている。
仕事で必要なのだろうか。
そういえば私も入社したての頃は日本経済新聞をとっていた。
思い出すのは連載されていた城山三郎さんの小説とか、色々な方の自伝くらいである。
そういえば、明け方に会社時代と学生時代が混ざった夢を見た。
会社の同期の人と、中高時代に所属していたバスケットボール部の打ち合わせをしていたのである。
会議を仕切っていたのは私だが、キャプテンがなかなか方針を出さないので、じっと我慢して、発言を待っていた時に起きたのである。
起きて思ったのは、したくないバスケットボールを惰性で続けていたということと、本当はキャプテンになって仕切りたかったのじゃないかということだった。
この教訓を今に活かすとすれば、やりたくないことは惰性で続けないということと、自分が主体になって何かやりたいのかもしれないということだった。
たまには夢もいいことを教えてくれるものである。
世間体を気にしてなかなか本当の自分を出せないが、それではせっかくの人生もったいない。
そろそろ気付いてもいい頃だろう。
やりたいことが分からなくても、やりたくないことをやり続けるのはやめたいものである。
自分に素直になる。
人生は単純なのに、自分で複雑にしている。
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