退職後267日目、夏至の雨がしとしとと降っている。きっといい日になるだろう。
ということで、雨が、しとしと、火曜日である。
そして、夏至。
前にも書いたが、47年前の浪人時代の夏至の日も雨で、予備校帰りの西鉄の駅で、片想いの女性と偶然出会って、お茶に誘ったことがあった。
その時、雨が降っていたことと、私が傘を予備校で盗られたという偶然が重なって、相合い傘という幸運に巡り会えた。
そして、一番街という商店街にあった、シヨウノという一階が鞄屋さんの2階の喫茶店で、彼女から短大の授業の話とか、同級生が女優とかアイドル歌手をしているとかいう話を聞いた。
その時、サイモンとガーファンクルのボクサーという曲が好きと、彼女が言ったことを思い出す。
私も、明日にかける橋、という、サイモンとガーファンクルのLPを当時持っていて、バイバイラブという曲が好きだったが、それからは、ボクサーが一番好きな曲に変わった。(笑)
そんな青春の思い出のある夏至に雨が降ることは少ないが、たまに雨が降ると、その時のことが懐かしくなつて、思い出に浸る。
その時の彼女の服装が、紺の細かいチェックのシャツに、紺のスカートだった。
ということで、紺色の服やズボンも、それからよく身につけるようになった。(笑)
そんな記念日の今日は、ジムの予定がないので、お気に入りのカフェでランチしながら、前回から読み始めた、マカンマランとかいう小説を少しだけ読み進めよう。
よく、青春の甘酸っぱい思い出、というが、甘さの後には、必ず、酸っぱさがくるのである。
甘さだけで終われば幸せであるが、その後の酸っぱさに涙するのである。
まあ、もう涙はこぼれないが、そういう昔の思い出を振り返れる時は、とても情緒が安定している時である。
今のことで、一杯一杯の時には、今のことを考えることで精一杯で、それどころではない。
ということで、今日は何とか、平和にその日を迎えられて、良かった。
あと何回夏至を迎えられて、この思い出に浸るのだろうか。
色んなミュージシャンのライブに行っても、最終的にノリノリになるのは、初期の定番曲である。
やはり、売れない時代に、夢を持って、書き続けた曲が、ファンの心を打つのかもしれない。
売れてくると、どうしても、頭で考えて、創るようになるのかもしれない。
要するに、人間の力を駆使して作るのである。
やはり、神が降りてきて、作った曲にはかなわないのかもしれない。
人間が傲慢になった時、神は離れるのだろう。
神は、一生懸命に生きる、謙虚な人間が好きなようである。
死ぬまでに、もう一度、神との共同作業が出来るように、今日の雨で、人生の汚れを洗い流そう。
そうすれば、きっと、日はまた昇るだろう。

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