退職後1126日目、夜中に降っていた雨も今は小降りになって、
もう直ぐやむという天気予報である。
快速電車で、空中ヨガのジムに向かっているいる。
昨夜はコロナ明けから今の時期になった、7ヶ所で分散して行われる花火大会が15分だけだけどあったので、家から見た。
家が少し高いところにあるからか、三ヶ所からの打ち上げを見ることが出来た。
花火は人生のようである。
パッと打ち上がって、一瞬で終わってしまう。
と言っても、まだ終わったわけではない。
人生は花火と違って、結構しぶといのである。
華やかな時も捨てがたいが、余韻の時も、考えようによっては、とても趣きがあっていいのである。
ただ、つい華やかなものを見せられるとそれと比べて落ち込んだりする。
見かけは華やかでも、中身がないものは多いだろう。
中身から出てくる輝きに目を向けたらいいだけである。
これがなかなか難しい。
表面的に美しいものには惹かれるのである。
こんな複雑な仕掛けがあるから、人生は面白くなる。
障害物競走のようなもので、足が速いからといって、勝てるわけでもない。
障害を乗り越えて、行き着くところに何があるのだろう。
それを考えるのはまだ早い。
まだまだ、人生を楽しみ、遊んでみようと思う。
何かわかる時も来るだろう。
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