退職後1089日目、天気予報では曇りだったが、今のところは、
よく晴れて、早くも、太陽が照りつけて、暑い。
快速電車で東に向かっている。
最近は図書館で借りた、バブル盆にかえらず、と、運転者の2冊を持ち歩いて、読んでいたが、昨日の夜、それを入れていた100均で買った袋ごと失くなっているのに気がついた。
とりあえず、車の中とか、昨日家に帰って、動いたところを探してみたが、見つからなかった。
ということで、まだ期限までは時間があるので、一度、昨日その本を読んでいたお店に電話して確認しようと思ったが、無かった時のことが気になって、眠れそうになかったので、とりあえずは、新しい本をamazonで注文しておいた。
結果的には、それでも、ちゃんと眠った感覚がなくて、今朝5時頃には起きていた。
その割に、起きた時は元気だったが、だんだん眠たくなってくる。
本当に精神状態が体に及ぼす影響は大きい。
まあ、どちらにしても、大したことはないのであるが、こんな性格で、ここまで生きてこられたので、まあ、運も良かったのであろう。
今回失くした運転者という本も、運を転ずる者、という意味で使われている寓話である。
運を授ける人に会いたいと同時に、運を与える人になりたいとも思う。
なんて調子のいいことを考えているような人には、運は巡ってこないだろう。
と、考えている時点で、ダメである。
色んな欲望が渦巻いているのに、隠そうとして、クールを装っている。
クールな自分に酔い、熱い自分にも酔って、お酒には酔えない。
昔から、シラフの時の方が酔っている、と言われてきた。
まあ、安上がりといえば、安上がりである。
悩み多い現実を生きるためには、もっと酔わなければならない。
ただ、酔いが覚めた時のギャップが怖くて、ある程度以上は酔えないのかもしれない。
ということで、中途半端な人生である。
昔、京都のディスコで知り合った、バスガイドの少女が言っていた、あすなろ物語の台詞のように、明日は檜に成ろう成ろうとして、なれなかった、あすなろの木のようなものである。
あすなろ物語をもう一度読み返してみよう。
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