心の旅路のブログ

スピリチュアルと本と音楽とヨガが好きな65歳男性の日記です。

退職後1076日目、夏が一歩後退したような、やや雲が多めの朝、

新快速電車で東に向かっている。


時間は容赦なく過ぎていく。


歳が一つ増える日が近づくと、70歳にまた一歩近づく恐怖に悲しくなるのであるが、誕生日を超えた途端に、この歳で、今は一番若い時、あと一年はこの歳で過ごせると、何か元気が出てくるから不思議である。


というか、単純そのものである。


ということで、元気が出たところで、隣の席に女性が座ったので、尚元気がでる。(笑)


単純なのを複雑にしているのが、理性や秩序である。


ただ、これらがないと、社会が上手く回らないのも事実なので、厄介である。


ということで、その鬱陶しさから逃れるために、出来るだけ、それらが必要な場所に近づかないようにしている。


ただ、そうなると、淋しくなったりする。


孤独を愛し続けることは出来ない。


時々、人間の中に身を置くことも栄養になる。


孤独がタンパク質としたら、人間関係はビタミンのようなものだ。


生きていくのに欠かせないものだ。


だから、生きるのに必要なものが無くなりそうになったら、ウルトラマンの胸のランプが点滅するように、急いで、補給しなければならない。


その中でも、愛と健康とお金の補給は難しい。


そして、もっとも得やすいのが孤独である。


孤独を愛する男とか気取ったところで、自慢にも何にもならないことがわかる。


まあ、自慢出来る人生でなくとも、何も悲観することはない。


この素晴らしい現実世界を何十年か体験出来ただけで、十分幸せなことである。


いいじゃないの、今が幸せならば。