心の旅路のブログ

スピリチュアルと本と音楽とヨガが好きな65歳男性の日記です。

退職後1062日目、今日が返却期限の椿の恋文を読み終わって、

図書館に返しに行った。


今回も何度か涙が出た部分があった。


ツバキ文房具店はシリーズもので、一冊目は単行本で買って、二冊目のキラキラ共和国は文庫本で買って、そして、三冊目のこの本は図書館で借りて読んだ。


稼ぎに合わせて、本の手に入れ方が変わってくるのが面白い。


というか、上手いこと出来ていると思う。


収入が減ったら、それに合わせて出ていくものも減らして、帳尻を合わせている。


だが、それを無視して、余生で一番若い今を最大限に楽しむため、という理由で、分相応でない贅沢をしている部分もある。


まあ、何が正解かは死ぬまで分からないのである。


そして、厄介なのは、死ぬのがいつか分からないので、帳尻を合わせることが出来ないことである。


元気な時は永遠の命と思ってしまうし、病に倒れると、明日死んでもおかしくないと思ってしまう。


そうやって、時と共に、だんだん死が現実味を浴びてくるのである。


最近は元気が戻ってきたので、あまり死について考えなくなったので、こんな文章も第三者事として、面白おかしく書けるである。


お金が無くなった時の為に倹約したり、死が近づいてきた時の為に、今のうちにお金を楽しみに使ったり、色々と心は変化して、それに合わせた行動をしている。


自動操縦装置が付いているのである。


が、それが壊れることもある。


分かりにくいが、大きな意味で、病の一種であろう。


そして、その治し方は人それぞれで、運にも左右されるようだ。


結局は、運とか、スピリチュアルとか、そういう目に見えないものに、幸せになる鍵があるようだ。


幸せを得るためには幸せを探さないことだ。


幸せは探さなくても、自分の生き方をしていれば、空から降ってくると思いたい。


人生は思うほど簡単ではないが、思うほど難しくもない。